注文住宅で住宅ローン返済に苦しんでいる人が多いとの口コミは真実？

注文住宅で住宅ローン返済に苦しんでいる人が多いとの口コミは真実？

住宅ローンと注文住宅は大いにつながりがあります。
日本では注文住宅を依頼する場合、大抵の人はまとまったお金を持っていないため住宅ローンを組むことになります。
そして、ローンに苦しんでいる人も少なくありません。
なぜ注文住宅でそのような苦しみを味わうのでしょうか。
その理由の1つは、購入するとき気分がデカくなっているからです。
気分がいつもより緩くなり基準も緩くなる場合、オプションなどをつけてかなり高額になった場合でも、あまり大したことがないように感じてしまいます。
例えばトイレのグレードを通常の10万円のものよりも30万円位のものにした場合、どうせお金を借りるのだから高い方が良いなどと考えてしまいます。
普段20万円の出費にはかなり敏感な人でも、建物そのものの金額が高いため気分が緩んで、思わず高額なローンを組んでしまうわけです。
結果的に、それが原因で苦しんでいる人が多くなります。

注文住宅を建築するときは無理のない返済計画を

注文住宅のメリットは自分のこだわりを間取りや・住宅設備・内装や外観などに反映させることができる点にあります。
ライフスタイルに応じた理想のマイホームを作ることが出来ると同時に、相応の予算を想定する必要があります。
建売住宅を購入するときに比べれば、予算規模が大きくなりがちなのはたしかです。
そこで注文住宅を建築するときには、住宅ローンを利用するうえでもとりわけ、綿密に返済計画をたてる必要に迫られます。
数十年以上にわたって毎月の住宅ローンを返済しつづけることを意識すると、予算面ですべてを住宅ローンで賄うのはリスクが高いと言えます。
ローンに頼る金額を圧縮するには、まず全体の10％以上の頭金を用意しておくのがベターです。
だからといって貯金をすべて頭金に充当するというのも、まとまった現金が必要になった事態に対応できないリスクもありえます。
非常用の現金を確保しながら無理のない範囲で、頭金を融通することをおすすめします。